武蔵野会の概要

代表挨拶

社会福祉法人武蔵野会 理事長 高橋 信夫

image武蔵野会は、前史となる戦前、戦後の活動期を経て、1963(昭和38)年に社会福祉法人としてスタートしました。以来、今日まで半世紀近くにわたり、社会福祉の増進に努力してまいりましたが、武蔵野会の特色は、大きく三つあります。



 一つは、「たくましさ」です。法人の草創期、多くの先達がそこに支援を必要とする人たちがいれば、無から有を生じるような努力を重ねて施設づくりを行ってきました。永年の施設経営の実績が評価されて、現在、都や区市からの民間移譲や指定管理者委託も含め、7つの地区で25施設を経営しています。
image二つ目は、「やさしさ」です。法人の理念「自分を愛するように、あなたの隣人を愛せよ」のもと、行動規範や倫理綱領、「支援介護の基本ブック」等を作成し、日々その実践に努めて、利用者サービスの質の向上を図っています。体系的な研修制度や公平な人事考課制度の構築など、人材の育成と定着にも力を入れています。

三つ目は、「あたらしさ」です。近年、社会福祉法人を取り巻く経営環境が大変厳しさを増していますが、武蔵野会では、徹底した経営改革の推進に取り組む一方、全国14法人と日本福祉大学との提携、厚生労働省科学研究の受託成年後見制度の推進、触法障害者の社会定着支援など、新たな取り組みを積極的に進めています。


武蔵野会はこれからも、社会福祉法人として高い公益性を追求しながら、利用者支援と地域福祉の一層の向上に努力してまいりますので、皆さまのご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。また、福祉の職場を希望される皆様の武蔵野会へのご参加を、心からお待ちしております。

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組織概要

法人名
社会福祉法人武蔵野会
成立年月日
昭和38年6月29日  (認可/昭和38年6月22日 厚生省収児第208号)
本部所在地
〒193-0931 東京都八王子市台町1-19-3
電話042-623-8509 / FAX042-623-8539
代表者
理事長 高橋 信夫
理事会(役員関係)
理事(10名)
 金森 仁  (弁護士)
 今坂 康志 (医師・大泉病院副院長)
 上野 純宏 (前理事長)
 青木 秀雄 (明星大学教授)
 高橋 信夫 (理事長)
 我妻 弘  (練馬福祉園施設長)
 山田 貴美 (本部長)
 中山   政夫 (本部次長)
 山内 哲也 (リアン文京・施設長)
 峯尾   常雄 (八王子市心身障害者福祉センター・施設長)

監事(2名)
 春日 完和 (元家庭裁判所首席調査官)
 谷口 健吉 (税理士)

評議員会
評議員(11名)
 青木 昌子(元社会福祉法人武蔵野会理事長)      
 井上 明子(公益社団法人国際人材育成機構理事・弁護士)
 久保 健一郎(医師・慶應義塾大学医学部専任講師)        
 廣本  肇  (社会福祉法人つるかわ学園理事長)
 小林 隆猛(東京都民生児童委員連合会常任協議員)
 中村 文子(NPO法人東京都自閉症協会理事)        
 西野 榮男(元八王子市社会福祉協議会常務理事)        
 原田 正樹(日本福祉大学教授)
 福山 雅史(社会福祉法人東京都社会福祉事業団東京都石神井学園施設長)        
 横山  宏  (東京都社会福祉協議会副会長・常務理事)
 渡邊  瞭  (元エーザイ株式会社顧問)
職員総数
(平成29年 4月 1日現在)1039人 〔正職員638人、契約職員368人〕
組   織
練馬地区・葛飾地区・御殿場・大島地区・八王子地区・世田谷地区・千代田/文京地区の各地区で25の拠点事業所(併設事業所は含まず)
〔組織図は、こちらからご覧いただけます

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法人の理念

自分を愛するようにあなたの隣人を愛せよ

自分を愛するとは
   理念は「自分を愛する」行為と「隣人を愛する」行為を同じように行いなさいと言っています。
 それを実行するには、「自分を愛する」とはどういうことかをまず考えなくてはならないでしょう。
 「自分を愛する」と言う行為は、年齢を重ねるごとにその内容が変化していきます。
 ですから、現在の自分が自分をどう愛しているのかを知ることが重要になります。
 つまり、今の自分を知ることが、理念実践の基本となるのです。
  さらに言えば「自分を愛する」とは、あるがままの今の自分を理解し、その自分を受け入れ、啓発していくことです。
 ここで大切なのは啓発していくということで、利己的な愛に埋没することではありません。
 利己主義は「隣人を愛する」ことと対峠します。
 未熟な自分を受け入れながら、自己啓発をすることが「隣人を愛する」ことにつながります。
 そして、自分を理解し、啓発していく中で、自己と他人を対等と考えることが理念の理解の下地となります。
 対等と感じることによって、「自分を愛するようにあなたの隣人を愛せよ」が成り立つのです。

自分を愛するようにあなたの隣人を愛せよとは 
 「あるがままの自分を「理解」し「受け入れ」、「啓発」することによって、あなたの隣人と「対等な関係」を築き、
 隣人をあるがままに「理解」し「受け入れ」なさいということです。
 キーワードは「理解」「受け入れる」「啓発」「対等な関係」です。

基本理念の理解の重要性について
 法人の基本理念が職員に同様に理解されることは、極めて重要なことです。
 なぜならば、人は意識せずに同じ価値観や方向性を共有することが難しいからであり、共有出来なければ、武蔵野会の
 職員としての意義はないに等しいのです。
 武蔵野会の職員は同じ理念のもとに法人に集い、同じ方針で働くことで大きな力を生み、社会福祉に大きく貢献できる
 と考えています。

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行動規範

武蔵野会で働く職員は、常に武蔵野会の理念の理解と実践に心がけます。 
1.私たちは、自分を理解し、啓発することによって、困難に立ち向かい、福祉の仕事に邁進します。
2.私たちは、利用者ひとりひとりをあるがままに理解し、必要な支援をきめ細かく実施します。
3.私たちは、利用者のより深い理解のために、目に見える行動だけではなく、人間の内面に目を向けます。
4.私たちは、職員の存在が利用者にとって大きな影響を与える可能性があることを自覚し、安心・安全・満足をもたらすかかわりを実践します。利用者が混乱した言動をとるときに、もっともその実践が必要なことを認識します。
5.私たちは、利用者の能力向上のみに意識をとらわれず、利用者と行動を共にすることにより、お互いを分かり合える関係を作ることに主眼をおきます。

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法人の目的

法人の理念にもとづき、利用者個々人に応じた、丁寧できめ細かい、人権を重んじた支援の実現と地域社会における福祉の発展・充実をめざし、共に生きる社会作りに貢献します。また、武蔵野会の福祉サービスを必要とする人たちに、安全配慮・サービスの質向上を心がけて、良質で安心・信頼のできる支援を行い、一人ひとりの人生をその人らしく生きていけるよう支援します。

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法人の特徴

1.
法人が経営する事業所は、6地域に25事業所を展開しています。幼児から高齢者まで、様々な年代の人たちの、様々な障害や社会的不利益に対し、それぞれのライフステージを視野にいれた支援を実践しています。そのため職員は、人事交流等で経験を積むことで、一人ひとりが必要としている支援に対応できる総合力を持ちます。
2.
理念を中心に据えたトータル的な研修システムによる職員教育を実践することによって、支援を希望する人たちに、質の高い一貫した支援を常に心がけています。
3.
役員は、弁護士、医師、税理士、大学教授、裁判所調停員、会社役員など広い分野からの専門家が経営に参画しています。それぞれの専門性に応じて、利用者の苦情解決や職員の危機管理意識の向上のための役割を果たしています。

幼児・児童

* 就学前の発達に遅れを持つ幼児が早期療育のために通園したり、希望による療育相談を行う施設
* 急増する児童虐待など保護者による養育が難しい児童のための施設
* 児童養護施設が設置する体験型グループホーム
* 放課後等デイサービス

成人の心身障害者

* 心身に障害をもつ成人の生活全般や仕事を支援する入所施設
* 心身に障害をもつ成人の生活や仕事を支援する通所施設やデイサービスセンター
* 知的障害者の地域生活を支援するグループホーム (地域にある事業所がバックアップ)
* 障害者の生活全般についての総合的な相談を受ける地域生活支援センター

高齢者

* 心身に障害を持つ高齢者の生活施設
* 高齢者のデイサービスセンター
* 高齢者の在宅サービスセンター
* 高齢者の短期入所事業

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法人の活動

1. 広報誌の発行
 武蔵野会ニュース「春夏秋冬」を年4回発行

2. バザーの実施
 八王子、練馬、御殿場/大島、千代田/文京、葛飾、世田谷の各地区で実施

3. 法人関係者の故人を偲ぶ会の実施(各地区で)

4. 法人創立記念の集いを5年おきに実施(職員勤続表彰は毎年実施)

5. 課題に応じたプロジェクトチームの設置
 (人材育成・リスクマネジメント・人権擁護・成年後見システム・武蔵野会セミナー
  虐待防止・テキストの作成・HIVの福祉施設の受け入れについての調査など10のプロジェクト)

6. 職員研修の実施
 (新採用職員、職員、リーダー、役職、管理職、施設長などの職層別研修と施設種別・職種別専門研修等の実施。)

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組織図

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。お持ちでない方はAdobeから無料で配布されていますので、こちらからインストーラをダウンロードしてください。AdobeReaderはユーザ登録をするだけで自由に使うことができます。
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沿革

1948
国立武蔵野学院の外郭団体として発足。児童福祉法の制定に伴い、東京都板橋区にある救護施設を養護施設「徳風寮」に転換
1962
板橋区より新天地をもとめて、八王子市に国立武蔵野学院児童園舎の寄贈を受け、それを基本財産として、「児童寮」移転新築
1963
社会福祉法人武蔵野会の設立認可を受けると同時に、養護施設「徳風寮」を、「武蔵野児童学園」(定員50人)に名称変更
1967
「武蔵野児童学園」 保育寮を増設
1968
静岡県御殿場市に「富士学園」を新築し、事業開始(定員60人)
1970
静岡県御殿場市に「東京苑」(定員100人)と職員宿舎を新築し事業開始
1980
八王子市に「すぎな愛育園」(定員45人)新築し事業開始
「八王子市心身障害者福祉センター」を八王子の受託施設として事業開始
1982
武蔵野児童学園児童寮を増築
1984
「東京都練馬福祉園」(定員80人)を東京都の受託施設として事業開始
1989
八王子市に「希望の里」(定員30人)新築、事業開始
東京都大島町に「大島恵の園」(定員82人)新築、事業開始
東京都八王子市に知的障害者生活寮「楢原寮」開設
1993
「富士学園」を廃止し「東京苑」に統合する
「東京苑」の施設名を「さくら学園」に変更し、定員160人で事業開始
1995
東京都大島町に「第2大島恵の園」(定員82人)を新築、事業開始
知的障害者生活寮「楢原寮」を閉鎖し、東京都大島町に障害者グループホーム「柘植寮」を
開設
1998
「葛飾区白鳥福祉館」を葛飾区の受託施設として、事業開始
1999
「葛飾区西水元あやめ園」、「葛飾区西水元在宅サービスセンター」を葛飾区の受託施設として、事業開始
2000
「葛飾区白鳥福祉館」が社会事業授産施設から知的障害者通所授産施設に変更
2001
葛飾区から「葛飾区西水元あやめ園」と「葛飾区西水元在宅サービスセンター」の 事業の移管を受け、「西水元あやめ園」「西水元在宅サービスセンター」に名称変更をし、10月1日には居宅介護支援事業所「あやめ」を併設
2002
「葛飾区東堀切くすのき園」を葛飾区から受託し開設
港区白金に障害者グループホーム「しろがねホーム」開設
武蔵野児童学園にグループホー ム「すずらんホーム」開設
2003
「世田谷区立駒沢生活実習所」を世田谷区から受託
2004
「葛飾区白鳥福祉館」、「葛飾区東堀切くすのき園」が区から事業移管され、
名称変更「白鳥福祉館」、「東堀切くすのき園」となる
2005
葛飾区から「きね川福祉作業所」を事業移管(元 葛飾区福祉作業所)
「世田谷区立九品仏生活実習所」を 世田谷区から受託
武蔵野児童学園ふたつ目の都型グループホーム「ひまわりホーム」開設
八王子市に障害者グループホーム「ふじもりホーム」開設
2006
「東京都練馬福祉園」が移譲により「練馬福祉園」と名称変更
練馬区から「練馬区立北町福祉作業所」を受託
西水元在宅サービスセンターが介護予防通所介護事業開始
2007
すぎな愛育園が定員を45名から56名に増員
すぎな愛育園放課後等デイサービス「こすもす」事業開始
東京都から、「東京都八王子福祉作業所」、「東京都八王子生活実習所」を移譲、
「八王子福祉作業所」、「八王子生活実習所」として運営開始
世田谷区から「世田谷区立世田谷福祉作業所」を受託
2008
練馬区から「練馬区立大泉町福祉園」、「練馬区立光が丘障害者地域生活支援センターすてっぷ」を受託
世田谷区から「世田谷区立烏山福祉作業所」を受託
2009
東京都から知的障害者支援施設「東京都小平福祉園」を民間移譲し「小平福祉園」として運営開始
児童発達支援事業所「えとわる」を練馬福祉園内に開設
障害者グループホーム「からすやまホーム」を世田谷区に開設
さくら学園が隣接敷地に第1さくら寮を建設
2010
千代田区から「千代田区立障害者福祉センター えみふる」を受託
(グループホーム「ふぁみりあ」を併設)
世田谷区立九品仏生活実習所が中町分場を開設
武蔵野児童学園3つ目のグループホーム「なのはなホーム」(都型)を開設
2011
練馬区から「練馬区立光が丘福祉園」を受託
練馬区立北町福祉作業所が北町出張所を開設
2012
すぎな愛育園放課後等ディサービス「あみぃ」開設
障害者グループホーム「きたまちホーム」を練馬区に開設
2013
すぎな愛育園児童発達支援事業所「きらきら」開設
2014
相談支援事業所「もなか」を八王子市に開設
練馬福祉園相談支援事業所「るみえーる」を練馬福祉園内に開設
東堀切くすのき園相談支援センター、白鳥福祉館相談支援センター、きね川福祉作業所相談支援
センターを葛飾区の各事業所内に開設
障害者グループホーム「サライ」を社会福祉法人つるかわ学園から移譲、運営開始
2015
障害者支援施設「リアン文京」を文京総合福祉センター内に開設
軽度障害者入浴、子育てひろば江戸川橋、子どもショートステイの文京区委託事業を受託
文京総合福祉センター内に文京区から「文京福祉センター江戸川橋」を受託
共同生活援助事業所「ふじもりホーム」がサテライトユニット「hachiwell lab house」を併設
障害者支援施設「小平福祉園」を施設整備で建替え完了
2016
文京区から「文京福祉センター湯島」を受託
障害者支援施設「さくら学園」、障害福祉サービス事業所「八王子福祉作業所」及び児童養護施設「武蔵野児童学園」を施設整備で建替え完了

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三か年計画

第4期中期計画 (平成27〜30年度到達目標) 平成27年4月1日改訂

サービスの質の向上(信頼と安心のサービス)

・サービスを必要としている方々にとって、より適切で質の高い専門的なサービスを提供するため、3年間の目標を設け実践する。
・法人理念に基づいた支援体制の確立は継続した目標であるが、意識の統一が確実に実践や成果につながる体制を目指す。そのため、役職からなる部門別会議を設け、理念の実践を支援の場を通して日々確認できるようにする。
・重点目標
@ 疾病、虚弱、高齢などで医療的な対応が必要であったり心身の障害が重く、さらに重複、複雑化する方々の支援方法。
A 就労継続、就労移行施設の取り組みを通し、武蔵野会としての障害者就労の方向性について。
B 小舎制による施設入所支援やグループホーム、居宅サービス等、障害者の生活全般についての検討や相談事業の強化等、武蔵野会の今後の方向性を纏める。
C 例年の支援実践集や地区の実践報告会だけでなく、行政主催の実践報告会等に積極的に応募する。
D 高齢者、児童等法人事業として数の少ない種別の利用者支援について法人としての支援を強化する。
E 大災害の発生の懸念が指摘される中、利用者の安心、安全の確保と事業の継続について万全の対策を講じる。

地域社会への貢献(地域福祉の推進)

・社会福祉法人の使命の一つである社会貢献を具体的なプログラムにして確実に実践する。
・各地区で地域に密着したプラスワン活動、法人としての新規事業や地域に限らない広い意味での社会貢献を実践する。
・重点項目として累犯障害者・高齢者の地域支援事業を開始する。
 「HIV長期療養者の受け入れにおける福祉施設の課題と対策に関する研究」を継続する。
・日本福祉大学との連携強化を継続する。
・成年後見制度の推進。

財務基盤の安定化(自立健全経営の実現)

・各施設の経営に関しては事業所の努力により概ね安定しているが建物の老朽化している施設の建て替え等のため、長期経営計画を再構築する。

人 材 育 成(学習と成長の組織へ)

・理念を基本とした新人、中堅職員の育成、次世代リーダーの育成。
・部門別会議等の中心を役職とし本部で会議をすることで理念経営への意識を高める。
・事業継続計画作成のため、管理職が防災士研修を受講する。

人事制度・法人の組織強化 (活力と持続的発展性のある組織づくり)

・25拠点施設1500人の利用者を1000人の職員で支援するための法人の組織強化を進める。
・福祉制度の変革を見据えて医療・教育と連携した武蔵野会の経営モデルを明確にする。

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